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【日本語化】War Lords Japanese

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CK3 v1.17対応版

バニラ版『Crusader Kings III』では、プレイヤーもAIも、自ら軍勢を率いたり、重要人物を指揮官に任命したりする明確な理由がほとんどありません。結局のところ、「武勇30の無名の平民」に任せたほうが効率的だからです。しかし、これは歴史的な現実とは大きく異なります。統治者が自ら軍を率いることは非常に重要な出来事であり、兵たちが「統治者の名のもとに」戦うという事実そのものに、大きな意味がありました。

このModは、指揮官システムに新たな制約とルールを導入し、「誰が軍を率いるのか」という選択に本当の重みを与えます。軍勢の所有者以外が軍勢を指揮する場合の戦闘優位性が大きくなり、プレイヤーもAIも、より高貴な人物を指揮官に据えるようになります。その結果、名門出身者や重要な封臣同士が戦場で相まみえる機会が増え、戦争はより意味深く、記憶に残るものとなるでしょう。戦の才を持つ著名な人物の存在も、これまで以上に重要な意味を持つようになります。

※ほとんどの要素はゲームルールで調整可能です。

• 統治者は、これまでより若い年齢から戦争に参加できるようになります。
  
• 信頼される指揮官であれば、プレイヤーはAIの君主の軍勢を率いることができます。
  
• 指揮官に任命できるのは、軍勢の所有者、その摂政・共同統治者、近親者、そして封臣の元帥に限定されます（プレイヤー・AI共通）。AIはこれにより、無名の有能な人物ではなく、自ら、あるいは信頼できる家族を指揮官に任命する傾向が強まります。※ただし、官僚制・共和制・神権制などの官僚的な政府形態では、この制限はほぼ適用されません。
  
• 軍勢の所有者が自ら指揮する場合とそうでない場合の戦闘優位性の差が拡大します。AIもこの点を考慮して指揮官を選ぶようになります。プレイヤーも同様に、自ら出陣して優位性を確保する必要性が増し、戦争計画はより慎重な検討が求められるでしょう。信頼できる指揮官がいない状態で、病床にある時や宴席に出席している最中に戦争を始めるのは危険です。
  
• 封臣が自ら戦争中である場合、その人物は主君の騎士や指揮官として召集されなくなります（ただし摂政・共同統治者は例外です）。彼らは自軍を率いる準備を整えておく必要があります。
  
• 元帥は主君の軍勢を率いるよう命じられる場合があり、その際には主君の階級に応じて戦闘優位性ボーナスを得ます（バニラの武勇ボーナスと同様）。これにより、戦時における元帥の役割はさらに重要になり、任命に戦略的な意味合いが加わります。
  
• 摂政および共同統治者は「統治者」とみなされ、領国の軍勢を率いる権限を持ちます。これにより、権力共有に新たな意味が加わります。
  
• 女性統治者は、信頼される指揮官であれば、自軍以外の軍勢も指揮できるようになります。

本Modは、ほぼすべてのModと互換性があります。以下の指揮官・戦士・騎士関連の変更を加えるModとも明示的に互換性があります：

• A Game Of Thrones
  
• Prisoners of War
  
• Knight Manager
  
• More Single Combats

本Modはファイルの上書きを行わないため、ロード順は任意です。セーブデータとの互換性もあります。


Battleground Commanders：誰が軍勢を率いるかという選択の重要性を強く意識させてくれるModです。
Battle Events：指揮官や騎士の戦闘を、より重要でドラマチックなものにします。
House CoA as Title CoA：家の旗を掲げて戦場へ向かうことで、没入感がさらに高まります。

さらにMore Interactive Vassalsと併用し、「Direct Vassals」「Reduced Levies」「Reduced Levy Contribution」ルールを有効化すると、より現実味のある封臣関係を体験できます。この組み合わせでは、封臣は単に徴募兵の一部を提供するのではなく、自ら軍勢を編成して主君の戦争に参加するようになり、戦争システムそのものが大きく変化します。本Modとの相性も非常に良く、指揮官が不在の場合には、封臣が自ら軍を率いて戦場に立つようになります。