このビルドは人によっては「外道」や「邪道」と言われるかもしれません。
ただこのビルドは現状最もアップデートの影響を受けて居ないため、割と安定して使えるビルドです。
このビルドは武器等のブーストに関連するスキルはほぼ取っていません。
唯一目指すのは生存率の上昇と短期でのジョブクリアです。
ただその代り、武器の使用やスキル使用、敵の満ち引き、味方の位置取りなどの「場を理解する能力」が問われるのではないかと思っています。
どんなビルドにも言える事かもしれませんが、味方との連携が取れないのであれば自殺行為です。

再度注意しますが、これはホスト以外の場合に野良で使用する事はオススメしません。

ビルドを装着した時のプレイヤーの大体の見かけはこんな感じです。




プライマリ武器：毒系統の武器
（弓ならなんでもいいが、連射力のある物の方が使える）

セカンダリ武器：RPG7もしくはCommando 101のような爆発武器
（チャイナパフなどほかの爆発系は火力が低い為、あまり使えない）

近接武器：Ice pick
（Buzzer等しびれさせる武器は使えるようにみえて、このビルドの場合は不利に働くことが多い。これは後々説明させていただきます）

投擲武器：ジャベリン
（正直なんでもいいが、この武器だと顔面に叩き込むことでほぼ一撃を狙えるので）

設置物：メディックバッグ
（ビルドの都合上）

アーマー：スーツ
（ドッジの関係上これ以外だと機能しない）

スキル：のちに説明

パーク：ローグ（ドッジ上昇）

基本的に毒系統の矢を積んだ弓矢なら何でもいいです。
一応連射能力という面から自分はAirbowを使っています。




毒の弾薬を積んだらあとはオマケ程度だと思います。

セカンダリはRPG7もしくはCommando 101、どちらかが安定します。
毎回リロードするのが辛い・スコープをのぞける事から自分はCommando 101を選んでいます。




こちらも殆どオマケ程度にアタッチメントをつけていいとおもいます。

マスターマインドのスキルツリーで肝となるのは：
・メディックバッグを2つ持てる事
・インスパイアで味方を起こせる事
・Controllerスキル欄の効果で敵を味方に変えられる事
・ストックホルムシンドロームのAceによりジョブ中1度だけ捕虜を使って「Bainの交渉やフェードを無視」して、ゲームに復帰できる事
・ホステージテイカーにより持続的な回復が見込める事

エンフォーサーのスキルツリーで肝となるのは：
・Transporterのバッグ運搬を加速化させるためのスキル
・Resilienceのフラッシュバン効果時間を短縮化させ、アーマー回復時間を短縮させる

それ以外はほぼオマケでつけています。

なにもないです・・・ｗ

ドリルのアップグレード等の能力はおそらく他のプレイヤーが持っていたりするわけですし、他のツリーのスキルと比べてあまり使えそうな物が下位Tierにないのです。

ゴーストのスキルツリーで肝となるのは：
・Duck and Coverによりスタミナの回復が上がり、移動速度も上昇します。Aceになるとこのビルドの生存の基であるドッジが15%上がるので、必須と言えます。

フュージティブのスキルツリーで肝となるのは：
・ODでほぼほぼ必須になるNine livesのaceはダウン回数を1回上昇させます。
・Feign Deathはダウン時に最高45%の確率で自動的に起き上がります
（注意：これがチーターに疑われる主な理由です）
・ロケットランチャーなどで連射する際のSwan Song
・Messiahはダウン時（まだ銃を撃てる状態）に敵を倒すと1回だけ自動で起き上がることが出来ます。Aceを取る事でメディックバッグを使った時にMessiahのチャージも回復させます。

これはローグ以外無いと思います。

ドッジが無いとこのビルドで生き延びるのはかなり厳しくなってきます。

基本的には毒矢での戦闘になります。
毒矢は敵を嘔吐させ、なおかつほぼすべての敵を一発で倒すことが出来ます。
影に隠れつつ、アーマーが回復したら攻撃を続行。何らかの理由でダウンする場合があればスワンソングの最中にCommando等のセカンダリ武器を敵本営に向けて発砲します。

弓矢だけで倒しにくい敵としては：ブルドーザー、スナイパーなどが考えられますが
ブルドーザーはバイザーを矢で破壊し、ジャベリンなどを叩き込むことで倒す事が出来ます。
スナイパーは弓矢で倒すしかありませんが、使い続けると弓の軌道に慣れてきます。
しかし何らかの理由で先にスワンソングに突入した場合は、すぐさまロケットランチャーで応戦しましょう。

基本的にドッジ（回避）のベースが5割なので、短距離移動なら弾が当たる事はあまりないと思います。

出来る限り敵を確保して、すぐさま味方に変える事をオススメします（回復・盾要員となるので）。



知っての通りフレンドリーファイアの原因ともなり得るロケットランチャーなので、慣れるまで時間がかかると思いますが。自分は使う前に以下の事に注意します：

• 味方の位置
  
• 味方がダウン中、もしくはスワンソング中か否か
  
• ロケットランチャーが必要なだけの敵が居るかどうか
  
• 市民の有無
  
• 爆発範囲内に板などの壊してはならない物体があるかどうか

これらの点に注意しつつ、スワンソングに入りそうになったら直ぐさま前線に走り出ます。
前線に出る＝味方がいる可能性が低い（居ても大抵の場合はスワンを発動している）です。

味方がダウンしている最中・スワン中は起こされない限りいくら味方の攻撃を受けても平気なので、関係なくロケットランチャーを叩き込んで敵を処理しておいてあげましょう。



ダウン時に最も気を付けないといけないのは「追撃」を受ける事です。
この瞬間、Feign Death以外に起き上がる方法が無いため、45%の確率（もしくは運がよければ捕虜によるStockholm syndromeの効果）でしか返ってこられなくなります。

追撃を受けていない場合、以下の順番で行動します。

• Feign Deathが発動するか確認
  
• 発動されない場合、ロケットランチャーか毒矢に持ち替え敵を一体でも倒す
  
• Messiahの効果で起きる

これは次にメディックバッグを使うまで使用できないので、できることなら味方のインスパイアを期待しましょう。もし味方への負担になりすぎると思う場合は自分で起きるのがベストです。



まずこのビルドだと基本的に捕虜は「近接」でしか確保できません。
何故ならプライマリ武器もセカンダリ武器も一撃で敵を倒してしまい、近接以外に「体力を微妙に削って降伏させる」という行動が出来ないからです。

アイスピックは振りが早く、攻撃力も高く、しびれた際のモーションを発動させないという点でブザーよりも利点があります。

仮にブザーにしてしまった場合、ブザーで起こったしびれモーションを敵が終えるまで待つ必要があり、この間に戦況が変わったり収監されてしまったりする可能性があるのです。

モーションを発動させず、振りが早く、攻撃力が高く利用しやすい武器という事でアイスピックが最も良いという結論に至っています。（しびれさせなければ代用は効くと思います）

敵を味方にする場合は出来る事なら髑髏仮面をつけたDS/OD兵を味方につけるのがいいでしょう。彼らは発砲速度も速く、火力が高いので重宝します。しかし手早く一人でも捕虜を捕まえて回復の肥やしとするために、取り敢えず一人はとっておきましょう。



画面が白黒になり、ほぼ収監が確定している場合。そしてStockholm Syndromeを使っていない場合はすぐさま一人でも捕虜を取りましょう。
Stockholm Syndromeは味方が捕虜を取ってくれれば発動できますが、安定して戻ろうとする場合は白黒状態でのスワンソング中に捕虜を確保するのが一番です。
こういった短期間での捕虜確保が必須となるため、ブザーよりも痺れモーションや転倒モーションの発生しないアイスピックが重宝するわけです。

注意点として、収監前にすでに「コンバート（味方にしてしまった）」敵は収監と同時に解放されてしまうので、収監時のStockholm Syndromeの贄とは出来ません。

バグなのか、注意点なのか分からないのですが、以下の点で注意してください。

• 収監前のスワンソングが「毒」や「火」などの持続ダメージによって引き起こされ、自身がホストの場合は、収監からStockholm Syndromeで帰ってきた場合にゲームがクラッシュします。（仮説ですが、おそらく収監前に受けていたダメージの計算を行おうとしている為ではないかと思っています）
  
• 発動条件は分かりませんが、上記と同じようなものの別バージョンで、「火炎や毒の場に居るとダメージを受けないのに、そこから出るとダメージを受ける」というアベコベ判定が引き起こされる場合があるようです。
  
• Stockholm Syndrome復帰時のメシアのチャージは0です。復帰したからといって「メシアのチャージがある！」と思って行動していると、ダウンした際に痛い目を見る事になります。

このビルドは見ての通り、ゲーム自体の法則を多数無視して強引に進行する代わりに、極めて安定したプレイが出来るように作られた物です。

Feign DeathとMessiahの併用により、チーターに間違えられやすいです。

「ゲームのシステムを悪用している」という声もあるかもしれませんが、現状「安定している」という点でこのビルドを気に入っています。

ドクターバッグの設置位置、敵の満ち引き（味方解放の交渉）、メシアやストックホルムシンドロームの使い時などの判断が必要で、下手をすると「ただダウンするだけで使えないやつ」になりかねないので注意してください。

決して初めて行くジョブに使う物ではないです。

しっかりと味方との足並みをそろえて、危険なところでも自己再生・復帰能力を持って味方の危機を救う、という遊び方が理想的です。
無駄に突撃してスワンソングを発動させて倒れまくるビルドではない事は心得てください。